肩こりでお悩みの方に多いのが、胸椎の動きが悪くなっている点です。
頭の重さを支えるのは胸椎といっても過言ではありません。今回の動画では胸椎の動きをよくして肩こりを軽くする方法をご紹介します。
胸椎とは
背骨にある胸椎は12個の骨で構成されています。
その上には首の骨(頸椎)7個と下には腰の骨(腰椎)5個があります。
他の背骨と違う点は胸椎には肋骨がついている点です。肋骨がついているため、他の背骨よりも動きは制限されやすくなっています。
肩こりで悩む女性の場合、胸椎が硬くなっているケースがとても多い。特に胸椎の上部(首に近い部分)の関節が硬くなっています。
この原因として座った時に頭の位置が前に出ていることで、胸椎の上部に負担がかかり特に硬くなるのです。
胸椎と自律神経
また胸椎は自律神経の1つである交感神経と密接に関わっています。そのため固くなっていると呼吸が浅くなっているケースも少なくありません。
呼吸が浅いと肋骨の動きも悪くなり、リラックスすることができなくなるので筋肉に入った力を抜くことも難しくなります。さらには血流の流れが悪くなるなど、肩こりにとては悪循環を招いてしまいます。
ですので頭の位置を整えながら、胸椎の動きを出すことが肩こりを軽減させるためには重要になります。
肩こりには種類があります。
こちらの記事では肩こりの種類ごとにケアする方法をお伝えしていますので、合わせてご覧ください。
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