人生が変わるかもしれない!?『足』から健康になる方法

赤ちゃんの頃から、人が亡くなるまで、一生使い続ける「足」。

 

立つこと、歩くことで刺激を受けながらカラダを支え続けてくれています。

 

今回は知れば人生が変わるかもしれない、足の健康についてお伝えしていきます。

足が健康に影響する理由

足の裏はカラダの中で唯一地面と接している部分になります。そしてカラダは足の上に積みあがるように重なってバランスをとっています。

 

つまり、立った状態であれば、足が一番の土台となるわけです。足にトラブルが起こると、それをカバーしようとして姿勢が崩れてしまい、歩き方が悪くなったりします。

 

歩き方が悪くなることで、カラダの他の部分に負担がかかり、ひざや股関節、腰が痛くなってしまう方が少なくありません。

 

また足の裏にはカラダの各部位と関連のある反射区と呼ばれるものがあり、「第2の心臓」とも言われます。

 

よく耳にするのが、「リフレクソロジー」と呼ばれる足裏マッサージではないでしょうか。

 

足裏のマッサージによって、全身の器官や臓器の機能を回復させ、全身の症状を改善させることもできます。

 

足は歩いたり、走ったり以外にも、カラダの健康を維持するために重要な役割を担っているのです。

 

だからこそ、足のトラブルや痛みは早めにケアすることが大切になります。

足の構造と役割

足の裏には、『アーチ構造』と言われるものがあります。

 

これは親指のつけ根、小指のつけ根、かかとの3点を結んでできた「くぼみ」のことを言います。

 

アーチには親指の付け根とかかとを結んだ内側の「内側縦アーチ」と小指のつけ根とかかとを結んだ外側の「外側縦アーチ」、さらに親指と小指のつけ根を結んだ「横アーチ」と言われる3つのアーチが存在します。

 

この3つのアーチの役割は大きく3つあります。

役割

  • 衝撃を吸収するクッションの働き
  • 地面を蹴るときの安定性を保つ働き
  • 立っている時のバランスを保つ働き

 

平成29年国民健康・栄養調査によれば、20~64歳の女性の1日の平均歩数は約6000歩です。

(出典):厚生労働省 平成29年国民健康・栄養調査 https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000177189_00001.html

 

つまり毎日3000回ずつ、左右の足の裏には衝撃が加わっています。

 

扁平足(へんぺいそく)の人はアーチが低下していることで、衝撃を吸収する機能が低下し、捻挫(ねんざ)をしやすくなります。

 

足のアーチがしっかり保たれていることで、カラダの負担を軽減し、パフォーマンスを高めてくれます。

 

足によく起こるトラブル

外反母趾(がいはんぼし)

ご存じの方も多いのが、外反母趾です。

 

外反母趾は親指が変形して、小指側の方へ曲がってしまい、親指のつけ根が内側に飛び出してくる状態です。

 

原因としては、足のサイズに合っていない靴やハイヒールの影響を受けやすく、つま先側が窮屈になっていることが挙げられます。

 

また、先天的な足の形が影響していることもあります。

 

外反母趾については、圧倒的に女性が多いのが特徴です。

 

症状としては、痛みや赤く腫れることが特徴的で、悪化すると歩くことが困難になる場合もあります。

 

強い症状により、頭痛・肩こり・腰痛・膝痛などがみられることもあります。

内反小指(ないはんしょうし)

実は内反小指は外反母趾よりも多いと言われています。

 

外反母趾は女性に多いのが特徴ですが、内反小指は女性だけでなく、男性や小さな子供さんにも多くみられます。

 

外反母趾とは異なり痛みを伴わないことが多く、気づきにくい足のトラブルの1つです。

 

原因としては靴のサイズが合っておらず、小さい靴を履いていることが多い傾向にあります。

 

内反小指と外反母趾の両方を患っているケースも少なくありません。

開張足(かいちょうそく)

開張足は親指と小指のつけ根が横に広がって、横アーチがない状態です。

 

横アーチが潰れてしまうことで、歩いたり、走ったりする際に、人差し指のつけ根(横アーチの真ん中)に負担がかかり、タコや魚の目が出来ることがあります。

 

また蹴りだし時に地面に触れるため、強い痛みが出現したり、疲労骨折を起こしやすいといった特徴があります。

 

ヒールの高い靴を履いている方は、横アーチに過度な負担がかかり、開張足になりやすい傾向にあります。

扁平足(へんぺいそく)

土踏まず部分の縦アーチが潰れてしまった状態のことです。

 

扁平足は運動不足や筋力低下、肥満による負荷の増大が影響しています。

 

子どもの場合は裸足(はだし)で遊ぶことが少なくなったことで、運動不足や発育の遅れが原因になっていることが報告されています。

 

扁平足自体は痛みを伴うことは少ないですが、扁平足になることで開張足を伴い、外反母趾へ移行することもあります。

 

陸上の短距離選手のように、脂肪や筋肉のつきすぎにより、見かけ上の扁平足になっているケースもあります。そういった場合は運動や歩行には影響はありません。

浮き指

足の指が常に浮いて、地面に接していない状態のことです。

 

足の指はバランスを保つのに重要な役割を担っています。

 

カラダが前方に倒れそうになった時は指が握りこみ、逆に後ろに倒れそうになると指が反ることでバランスをとっています。

 

足の指がしっかりと地面についていない場合は、姿勢が崩れるため、腰痛や肩こりなどの原因になることがあります。

 

なお、足の指のつけ根付近に体重がかかりやすくなるため、タコや魚の目が出来ることもあります。

 

原因としては、先天的に足の指が長い方や、靴のサイズが小さい、筋力低下などが挙げられます。

すぐできる足のセルフケア

かかとマッサージ

かかとは厚い脂肪で覆われており、歩行の際に最初に衝撃を受け止めてくれる場所になります。

 

かかとの組織が固くなっている方も多く、特に運動不足の方には多い傾向にあります。

 

かかとをマッサージして柔らかくすることで、歩きやすさが改善したり、カラダ全体への負担が軽減することもあります。

あし指マッサージ

あしの指を1本ずつマッサージするように動かしていきます。

 

この時、一緒に足の状態をしっかりと確認しましょう。

 

あしの指の間に手を入れこんで、グルグル回してマッサージするのも良いでしょう。

タオルギャザー

椅子に腰かけるなどして、床に置いたタオルを指でつかんで、たぐり寄せます。

 

あしの指の筋力をつけることで、ジャンプ力が向上したり、バランスが良くなったという報告もあります。

 

あしの指でグーパー

あしの指を、グーパー開くことで血流の改善も見込めます。

 

特に開く方を意識して行ってみましょう。

  • この記事を書いた人

田中 宏樹

After Reha代表の田中宏樹です。医療保険、介護保険分野のそれぞれで経験を積みながら、経営・マネジメントの勉強・情報発信も行っています。認定理学療法士(脳血管・運動器)/ ドイツ筋骨格医学会認定マニュアルセラピスト / PNFアドバンスコース(3B)修了 / FBL Klein-Vogelbach 1,2a+b修了 / 成人ボバースアプローチ基礎講習会修了 / 健康経営EXアドバイザー /企業経営アドバイザー/作業管理士

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