みんさんはマンダラチャートと呼ばれる画期的なフレームワークをご存じでしょうか。
これはMLBのロサンゼルス・エンゼルスに所属する大谷正平選手が、高校生の時に目標設定のために使用したと言われ有名になりました。
このマンダラチャート、私も以前使用しましたが目標達成のためにすべきことが明確になるため非常に使い勝手がいいものでした。
今回は、このマンダラチャートをどのようにキャリアデザインに組み込んでいくかをご紹介していきます。
マンダラチャートとは?
マンダラチャートは「マンダラート」「マンダラシート」とも呼ばれ、経営コンサルティングを行う株式会社クローバ経営研究所代表の松村氏よって開発されたものになります。
(参考:ウィキペディア マンダラート)
一見たくさんのマスが並んでいて何に使うか分かりずらいですが、事業計画の細分化や、個人の夢を達成するのに必要な課題を明確化するなど幅広く利用できるので、応用の利くフレームワークになります。
使い方として3×3の9マスを1つとし、中央に目標や夢を書き込んで、その周囲8マスに目標や夢を達成するために必要となる要素を書き込んでいきます。
この9マスからさらに派生して9×9の81マスで構成されるマンダラチャートを用いることで、より詳細な設定が可能となります。
まとめるとこんな感じです。
使い方
- マスの中央に目標や夢を書く
- 中央のマスの周りに達成するため必要と思われる8つの要素を書き出す。
- さらに8つの要素それぞれを達成するために必要な要素を8つ書く。
図にした方が分かりやすいので図にします↓
マンダラチャートで各要素部分に空白のセルがあっても良いとされることもありますが、目標達成のためにできるだけ全てのマスを埋めるように心がけてください。
マンダラチャートの最大のメリット
マンダラチャートを作るメリットとしては、何といっても目標達成のために行わなければならない要素を「見える化」できるところでしょう。
「見える化」されることで、目標達成までのアクションプランが立ちやすくなります。
目標だけ立てても、結局何をしていい分からないといった事にならないように、マンダラチャートを利用して何を行うべきなのか明確にして行動するようにするのです。
マンダラチャート使用時のポイント
要素にはできるだけ数字を用いる
目標達成のための要素にはできるだけ数字を用いるようにしましょう。
例えば〇月〇日までに10kg減量するを目標としたとき、必要な要素として1カ月に1kg減量するなど、数字使用することで、必要なアクションプランさらに具体化してきます。
行動に移せる内容にする
目標達成のために必要な要素は、具体的に行動できる内容にしましょう。
具体的でなければ、結局どのように動いていいのか分からなくなります。
特に9×9マスのマンダラチャートを使用する場合は、それぞれ具体的に行動に落とし込めるレベルを設定しましょう。
5W1Hの視点を持ってセルを記入する
1、2と共通する部分がありますが、とにかく目標達成のために5W1Hを意識しましょう。
そうすることで、具合的なアクションプランが要素として組み込め、質の高いマンダラチャートが出来上がります。
マンダラチャートの具体例
それでは具体例を提示していきましょう。
ここでは、セラピストが整体院として起業したいという目標を掲げて例を作っていきます。
まとめ
マンダラチャートをまとめるには、それになりに時間がかかります。
なにせ、73項目の必要要素を埋める必要があるためです。
ただ、基本の3×3をしっかり組み立てることが一番重要だと思います。
目標達成のためにしっかりと必要な要素を見極めて、それぞれ達成していけるようにしましょう。
このマンダラチャートはいろいろな場面で活用してほしいと思います。
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